About Me
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【果無 夏子 Natsuko Hatenashi】
日本生まれ。1歳から6歳までロンドンで育つ。
2015年ごろから「日本人がどことなく懐かしく切ないと感じる情景ポートレート」をテーマに、
日本全国のノスタルジーを感じる場所での女学生のポートレート作品の創作を始める。
確かに存在するこの日本人独特の感覚に着目し、あまり世界には知られてはいないこの感覚を世界の様々な人にも知ってもらうべく、SNSにて様々な言語で発信。
活動当初は被写体として、現在は主にカメラマンとして、写真集販売を中心に活動中。
2017年から、写真集販売を開始。企画グループ展などにも参加。
【架空荘のきっかけ】
私は、1歳から6歳までロンドンで育ち、帰国後はいわゆる新興住宅地で育った。
ロンドン時代の通学は車での送り迎え(ロンドンでは主流)、日本での通学路は新興住宅街。田んぼや河川敷はなく、踏切を渡ることもなかった。
祖父母の家も東京都内の住宅地で、庭も狭く、縁側はない家。
古くて和の懐かしい文化とあまり触れあうことなく育った。
しかし、私自身が小学生のころから、田んぼや踏切、少し昭和を感じる家などを見るとなぜか「懐かしい」と感じており、現在も感じるのだ。
不思議なことに、6歳まで育ったロンドンの風景を見ても同じ感情は沸かない。
アメリカ育ちの日本人にも私の作品を見せたところ、「懐かしく、切ない感覚」と言っていた。
日本で育っていないにも関わらずだ。
私は子供の頃からあるこの感情をなんとか形にしてみたいと思い、当時興味のあった「写真」での表現を始めた。
最初は被写体として、近い感覚を持つカメラマンと協力し、作品作りを行っていたが、現在はカメラマンとして、被写体を募集し、作品作りを行っている。
【作品創りで心掛けていること】
私が絵作りで心掛けている点は2つある。
1つは、その場所の特徴を生かすこと。
写真は、絵とは違い、土地を一から自分の好きなように作り出せない。
実際にある情景を撮る他ないのである。「素敵」だけではない、力のある景色。その場所でしか撮れない画。そこを非常に意識している。
もう1つは、被写体が制服を着ていること。
制服は、限られた時間を表す服と考えている。日本の文化の1つともいえよう。
時代感も観る側の好きに捉えられるため、制服を1つのキーとして押さえている。
それを「日本人ならどことなく懐かしく切ないと感じる情景ポートレート」と、私は考える。
【略歴】
◆グループ展(被写体として)
2015 「こころ写し」ギャラリーマルヒ、東京
「ポートレート専科」ギャラリールデコ、東京
2019 「TOKYO MODELS」ピクトリコギャラリー、東京
◆受賞歴
2019 「TOKYO MODELS」ゴールデンフレーム賞
2020 「UNKNOWN ASIA 2020」MEBIC賞
2020 「UNKNOWN ASIA 2020」関西ウォーカー賞
◆雑誌掲載歴
2021 関西ウォーカー2021年2月号
◆即売会、イベント参加歴(写真集販売)
2015 デザインフェスタ
2016 デザインフェスタ
真夏のデザインフェスタ
コミックマーケット
COMITIA
2017 コミックマーケット
COMITIA
COMIC☆1
文学フリマ
関西コミティア
2018 コミックマーケット
COMITIA
関西コミティア
2019 コミックマーケット
COMITIA
関西コミティア
